2015年9月11日金曜日

千葉脳神経外科病院の医療連携懇談会に出席しました

 今日は花金、夜遊びではないのですが、診療を終えるとまた夜の巷ならぬ講演会場に急ぎました。今日は千葉市にある脳外科診療の中心、千葉脳神経外科病院の会に出ました。敬愛する涌井先生は常に医療に対する姿勢を変えることなく邁進しています。
 そして脳外科医の先生方の紹介・・・、
 渡辺先生、
 五十嵐先生、
 そして中村先生、今日の講演の講師を務めてくれました。
 今日の演題は『最新の脳血管内治療について』
 医療の世界は日進月歩、常に新しいアイデアが生かされて進歩を続けています。
 これは脳の血管に動脈瘤というコブが出来た時には出血してくも膜下出血という恐ろしい病気になります。そこで破裂するのを待たないで、治療を開始します。これはコイル塞栓術・・・。
 世界中のアイデアマンの医師が様々な幾何学的なコイルを発案して特許を取りました。
 そしてこれは脳梗塞を起こした時に行う手技です。首の動脈からカテーテルというチューブを送って、出来上がった血管を詰まらせている血栓を取り除く作業です。8時間以内に行わないと、脳みそが死んでしまうので、急性期の血栓塞栓症にだけ行われます。
 さて、今日も夜遊びを終えて自宅に帰ったら、何やら足元で動いている光・・・、よく見るとカナブンのお迎えでした。
 まだ寝ないで待っててくれたワンコにまずは『マテッー』
 『ヨシー』と言うと、さてご主人様は夜食をお土産に持ってきてくれたのかなと、覗き込んでいました。
 『クン、クン、クン』と臭いを嗅いで、
『ブフォー、カナブンじゃない。プンプンプン。』と言って、今日も夜食にはありつけず、そのままベットへと戻っていきました。習志野市医師会では市の境を越えて、医療の連携を行っています。

2 件のコメント:

  1. 遅くまでまたもや勉強をされているのに、それを夜遊びと言ってしまわれるなんて、驚きです。
    先生のパワフルさには、日々驚かされてばかりおります。
    脳梗塞は怖いですね。でも、どんどん新しい治療法が開発され、致死率も下がっているのでしょうか?

    それにしても、カナブンをワンちゃんにあげるとは、少年のようだと笑ってしまいました☆

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  2. 高齢化に伴い心臓の不整脈、心房細動に原因がある心源性脳梗塞という病気が増えています。それは長嶋監督やオシム監督がかかって麻痺がある病気です。この病気になったらすぐに救急対応ができる施設に行くべきですね。

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