2016年1月23日土曜日

メディカルコントロールという言葉をご存知ですか?

 今日は昼になっても気温は上がらず寒い1日・・・、
 診療を終えると八千代市の市民会館に車で飛ばし・・・、
 エントランスのバラの花が、曇り空の下でも輝いて見えたので、ついパシャリ・・・、
 今日はメディカルコントロール(MC)協議会、船橋市・鎌ヶ谷市・八千代市と私たちの習志野市の4市で救急患者さんの搬送と病院への受け入れに関して、問題はお起きていないのか、スピーディーに収容されているのか、救急隊と医師が同じ目線で討議する会です。
 船橋市立医療センター救命救急センターの水島先生・・・、
 副センター長として外傷患者の治療に中心・・・、
 暗闇の中から質問者、よく見ると習志野第一病院整形外科医で救急部責任者の鎌田先生でした。
 休みを挟んで第2部は4市の救急隊からの事例報告とディスカッション。東京女子医科大学八千代医療センター救急部の貞廣もコメンテーターとして参加してくれました。
 どれも困難な救急搬送事例です。
 船橋市からは・・・、
 習志野市から谷津消防署の櫻井さんが・・・、
 約4年前から始まった日本医科大学北総病院救命センターが行っているラピッドカー、夜はドクターヘリが飛べないため、地域の救急車と病院から出発するドクターが乗っている搬送車がその中間点近くでドッキングしていち早く医師の治療を行ないます。
 鎌ヶ谷市からは多重衝突による多数のけが人発生・・・、
周囲に危険はないか、ガソリンが漏れて引火の危険、さらに車が突っ込んでこないか、多くの確認の末に搬送します。皆さんMCの意味が分かりましたか。

4 件のコメント:

  1. 「迅速に」と一言で言っても、ただ早ければ良いわけではないのですね。
    冷静に様々な状況を見分けなければならないのですね。
    大変な現場なことでしょう。

    土曜日にまで、お疲れ様でした!

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    1. 1分1秒でも早く現場到着、直ちに救命のためできる範囲の処置をして、受け入れてくれる病院を探して搬送する。大変な苦労ですね。彼らにとって一番救いとなることは、患者や傷病者からのお礼の手紙です。八千代市消防局にも今年になってから18通のお手紙、それが疲労困憊の救急隊員の心を癒します。

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  2. 八重の桜子2016年1月26日 23:47

    いつもご診療や医師会・研究会のお仕事などお疲れ様です。

    メディカルコントロールという言葉を今回初めて知りました。救急隊員の方の苦労や日々の勉強や鍛錬を思うと頭が下がります。

    バラと言えば、習志野にも谷津バラ園がありますが、八千代もバラが有名ですね。

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    1. 救急コールに対応していかに早く現着して、確実に病院前搬送手順と時には蘇生を行い、病院の医師へと救急の連鎖を行うことがMCと呼ばれています。でも、救急車が到着する前に市民として出来る事が有ればどんどん蘇生を含めてやって見ましょう。そのためには日頃の訓練参加が必要ですね。

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