2014年4月7日月曜日

訪問診療の一コマです

 今日はお昼を飲み込んですぐに訪問診療に出かけました。訪問先のお庭にはマメ科の春の小さな紫色の花がほころんでいました。
 そして近くの香澄公園の桜は満開、もう少しすると花吹雪のショーが始まります。
 ここにも春のうららかな日を浴びた桜が・・・、こんな風景を昔の人は『雲の花』と呼んでいたようです。
 さて、最初は金〇さんの御宅へ訪問・・・、退院されてまた言葉がはっきりとしゃべれるようになり、タバコを毎日5本は吸っています。
 先日、訪問看護師の山〇さんとヘルパーさんが奥さんに力添えして金〇さんを花見に連れて行ってくれました。それは大喜びで今日もお話をしてくれました。
 次は〇子さんの御宅へ訪問しました。いつも私が訪ねると喜んで迎えてくれます。とてもしっかりした方で、少し耳は遠いのですがはっきりした口調でお話をします。
 その次には小〇さん、カメラが大好き、昔は遠くまでカメラを抱えて出て回るのがお好きだったとのこと、まだまだとてもお元気です。
春の花はラナンキュラス・・・、ラナはカエルの意味で葉がカエルの足に似ているのか、カエルが棲む湿地帯に原生していたのか・・・。金鳳花(きんぽうげ)の仲間で花言葉は『魅力的』、今日のお年寄りも皆お話をするたびに、歩んできた人生の重さと魅力を感じます。習志野市医師会では地域の訪問診療を行っています。お近くの医師会の先生を訪ねてください。

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