2015年10月20日火曜日

在宅医療スキルアップ研修会を開催しました

 今日はインフルエンザの予防接種が始まって、接種を受ける人が増えてくる中、診療を終えて医師会へと急ぎました。研修会会場は立錐の余地もない熱気でムンムンして・・・、
 大塚製薬工場の松木さんが栄養不良のヒトに使う補助となる栄養剤の説明をしてくれました。
 司会は谷津で内科小児科訪問診療の蒔田隆先生。
 1人目は済生会習志野病院薬剤部長の田中先生・・・、
 褥瘡が深く炎症による液体が多い時にはイソジンシュガーパスタ、昔は佐藤をイソジン消毒液で練って作った事が有りました。
 中が乾いて乾燥して厚くて黒いかさぶたが着いてきたら、ゲーベンクリームをつけてふやかしてかさぶたを剥がします。
 新習志野訪問看護ステーションの山口さんは日頃から褥瘡治療のエキスパートナース・・・、早速大きなそしてはきはきした声で質問・・・、
 2人目は済生会習志野病院皮膚排泄認定看護師の花澤さんです。
 褥瘡を予防したり発症した褥瘡を治すためのスキンケアの話をしてくれました。
 出来る前に注意するのは尿や糞便で皮膚が汚れたら注意・・・、
 3人目はパシャリできなかったのは私が麻薬の使い方について話ししましたので、撮れませんでした。そして、4人目の津田沼で泌尿器科・透析医の梶本先生は・・・、
 尿が溜まることと出ることの基礎となるお話から入って・・・、
 尿をするのには幾つかの神経がコントロールしてくれていると・・・、
 会場の後ろには歯が無くても美味しく食べられる柔らかな食材の紹介・・・、お腹が空いているせいもあって、あっという間にもう残り3皿でした。
 さて、この景色は先日旅に出かけた時の紅葉の始まり・・・、
 山のふもとには清流のせせらぎ・・・、つくづく日本の国は美しい。この国を皆さんが力を合わせて、良い国にしていきましょう。
そして美しい手毬です。秋の便りにふさわしい、美しくきらびやかな手毬です。習志野市医師会ではこれからも在宅診療を推進するため、様々な形で勉強会を開いて行きます。

2 件のコメント:

  1. 遅くまでお疲れ様でした。
    褥瘡は、大きな問題となりそうですね。
    砂糖が入っているなんて、知りませんでした!
    先生方やナースの方をはじめ、介護医療に取り組まれている方々は、本当に日々、色々な問題に直面されているのでしょう。

    さて、紅葉が始まっているようですね。
    登山にもってこいの季節ですね!

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  2. 褥瘡は寝ダコのことで、寝たきりで自分で体を動かせないヒト、痛みを感じる知覚が落ちているヒト、そしてこれが一番重要ですが、栄養状態が低下しているヒトに起こります。したがってさとえさんの様にしっかりと栄養を日ごろから補充していれば心配ありません。さて、秋も晩秋に差し掛かって山ではきっと落葉松(からまつ)の紅葉が美しくなっている事でしょうね。

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