2015年11月18日水曜日

習志野市病診連携症例検討会に出席しました

 皆様はもうこのお花の名前を覚えてくださいましたか。
 皇帝ダリアという名前らしく、空高くそびえていました。でも今日は午後から雨の予報、花弁はそれを知ってか下を向いて咲いています。
 セイヨウトチノキの紅葉、習志野市の街並みにはこの樹が街路樹として並んでいるところが多いですね。
 ドウダンツツジは春には白いスズランの様な花弁を開き・・・、
 秋が深まると見事な紅葉を楽しませてくれます。
 今日で33回を迎えた症例検討会です。
 司会は谷津保健病院で循環器内科の須藤先生。
 そしてミニレクチャーは済生会習志野病院糖尿病代謝科の藤原先生です。
糖尿病を取り巻く最近の話題に関してお話ししてくださいました。
最初の症例は実籾駅前で内科循環器科の蒔田国先生です。余裕の笑みを浮かべて、これから講演をしてくれます。
 下腿に細菌による化膿が始まったケース、珍しいばい菌が原因でした。
 次は初老の白髪頭の先生・・・、
 高齢化した社会で、どこまで医療は頑張るのか?医学がこれだけ進んできましたが、果たして医療として人を救っているのか疑問を感じて報告しました。
 谷津保健病院包括ケア病棟の意義は、高齢者の病気を治すのではなく、自宅に帰れるように支えてくれる医療を目指してくれます。
 次は呼吸不全、息が苦しくて充分に体に酸素が回らない病気。
 胸部CTは無くてはならない診断法です。
 
 済生会習志野病院呼吸器内科の家里先生は、髭が素敵な長髪の芸術家のような風貌の先生・・・、
 原因となる肺炎球菌のお話をしてくれました。
糖尿病患者さんの足は常に危険をはらんでいます。
 津田沼中央総合病院外科の波多野先生は、いかにして足の切断をしないで治療できるか、その限界をお話ししてくださいました。
 
 フットケア外来を開いて習志野市民の足を守って下さっています。
会場は満員、夜遅くまで尽きることのない討論が行われました。

2 件のコメント:

  1. 今日もまた、遅くまでお疲れ様でした。
    そして本当にありがとうございました。
    様々な疾患の課題を、とても興味深く拝聴しました。

    ひとことで申し上げますと、楽しかったです。

    視野を広く持たなくては、と思いました。
    そして改めて、素敵な医師会だなあと感じました。

    貴重なお時間を、ありがとうございました。

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    1. 地域医療を充実して行くためには、一人の患者さんをクリニックの医師と病院の専門医2人で診ることが大切ですね。また、専門医の先生から診断と治療の内容をよく教えていただく事も、開業医の先生方のスキルアップに役立ちます。お互いに顔の見える関係こそ、地域医療には欠かせません。これからも手伝ってくださいね。

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