2015年11月15日日曜日

千葉市医師会ICLSワークショップに出席しました

 今日は雨の朝、東に40km離れた千葉市の東の果て、すぐ向こうは大網市、ここは千葉市消防学校です。
 庭木に眼をやると、まだ若々しい30才代も・・・、
 白髪頭の70才台もいて、ヒトと同じ早く老けてしまう樹木もあります。
 さて、今日は朝9時からICLSといって、突然の心停止の時に最初の10分間はどんな処置をするべきか学ぶ会。
 しかも、ワークショップと言って、講習を受けにきた受講生に教えるスキルを教わる会です。右は責任者の千葉市花見川区で脳外科診療所の赤石先生。左は救急医療センターの相川先生です。
 時計はまだ9時を少し回った日曜日の朝。
 講習生の休み時間には医師会よりコーヒーやお茶とお菓子のサービス・・・、
 最初は消防士の救急処置の模範演技、毎日のように実戦で訓練を重ねており、医師より大声で上手にやります。
 そして、蘇生を行った実習生を相手に、どのような言葉を掛ければ実習生がやる気を出して益々学んでくれるか考えながら評価をする手技を覚えるコースです。
 電卓を持っている習志野第一病院整形外科医の鎌田先生、向かい合っているのは大久保で循環器内科の豊崎先生。コミュニケーションスキルと教え方を見る実習です。
 次はインストラクターが生徒の役割で蘇生を行います。豊崎先生はインストラクターになった気分で見て、評価して・・・、
 『いまの胸骨圧迫法は力も入っていて、1分間に100回のペースでマッサージもできていて、とても良かったですよ。ただ・・・、』のようなやる気を出させる評価法を覚えさせる訓練。
 鎌田先生も引き続いてインストラクターの演技を同じ目線で良く見て、評価と指導をする役割を演じます。
 お昼の弁当を食べてから、眠たくなる眼をこすって、まずは訓練に使うダミー人形や除細動器、点滴台、気管内挿管器具の準備法を学びます。
 実習生は皆、あーでもない、こーでもないと言って相談しながら配置を考えます。
 ダミー人形のパンツを脱がせて、お腹の深くにあるスイッチを押して、心電図を出せるよう準備もします。
 呼吸が止まった人に使う様々な器具の説明。
 ふと見たら、ダミーちゃんは『アーアー、もう疲れたよ。』とつぶやいて・・・。
廊下に出るともっと怖い筋肉人形・・・、
 骨人形・・・、
 長かった実習を終えたのは午後6時近く、鎌田先生は成績優秀の表彰を千葉市医師会救急理事の中村先生から授与されました。
 そして、豊崎先生も成績優秀者・・・、これで習志野市医師会にもインストラクターとプレ・インストラクター合わせて3名になりました。万歳!!!

2 件のコメント:

  1. 日曜にも朝から晩まで、本当にお疲れ様でした。
    銀杏の木でしょうか。見ただけで樹木の年齢が分かるのですね。紅葉の量でしょうか?今度教えてください。
    ワークショップ、活気が溢れていますね。
    少し楽しそうにも見えます。
    習志野市にインストラクターが増えたとのこと、嬉しいです!
    いつもありがとうございます!

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  2. さっそくコメントをいただきありがとうございます。銀杏の木ではなくアメリカ桂でしょうか。さて、このところ土曜日曜も毎日出動、充実した毎日。弁当の毎日、野菜が減ってきて吹き出物が出そうです。でもこれだけ頑丈な体に産んで育ててくれた親に感謝して、年末まで駆け抜けます。さとえさんも応援してくださいね。

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