2011年7月6日水曜日

悲しいお知らせです




我が家のラブ夫が突然旅立っていきました。12年前に我が家の一員として加わり、まだ生まれて3か月の頃の甘えた笑顔・・・、









1年前の5月、暑いとお腹を地面につけて体を冷やすのが得意でした。そして私を見上げて唸り声をあげそうですが、決して唸りません。そして決して咬みません。とても穏やかな性格の犬種です。









1週間前、それまで元気でしたのでまだまだそばにいてくれると思い続けていました。その日もお決まりの早朝の散歩・・・、でもなぜか疲れて呼吸が荒くて・・・。きっと疲れたのかな、何しろ今年の正月に私の年を越えて行きましたから。そう犬は1年間で4才年をとっていきます。






ひときわ朝のまだ明けきらない陽射しの中で、クチナシの白い八重の花弁から素晴らしい香りがにおい漂っていた朝でした。


妻がご飯をあげようとしたら、眠りにつくように静かに横たわり、二度と顔をあげて笑顔を見せてくれませんでした。
人の年齢にすると62才の夏を迎える少し暑くなりそうな朝でした。



大好きなウェットタイプのご飯と、小さいけれど彩も華やかなブーケと・・・、これならきっと寂しがらずに天国へ登っていけそうな、










悲しんでいる時はすぐに過ぎて、太い前足の指の末節骨と中節骨・・・、











犬は人と比べて寿命が短くて、赤ちゃんとして授かり、子供の時代のわんぱくを見て育て、成人したたくましい姿にわが身を重ね、そして人を追い越して急速に衰えていく姿に親を思いまたわが身の行く末を重ね・・・、人生の成長と老化を見せてくれました。


それはそれは多くのことを学ばせてもらいました。




1週間して同じ散歩道を朝歩いてみました。そこにはまだ見は青いけれど、やがて美味しく育つブドウの幹が緑にひかり・・・、


私たちは思い出が辛いので住んでいたお家と移動時のゲージに別れを告げて・・・。

別れは悲しいけれど、これからも確実に誰にでもそして何度も繰り返して押し寄せてきます。悲しいときは悲しい気持ちでいることが大切です。

4 件のコメント:

  1. 愛する者との別れ、お悔やみ申し上げます。
    動物は人より寿命が短く、一緒にいられる時間が限られてしまうので別れがとても辛いですね。
    私も一昨年愛猫とお別れしました。19年と、長生きでしたが私が幼いときから一緒に過ごしていたのでとても悲しかったです。
    最期はCKDから腎不全で亡くなったのでもう少し前から食事や健康診断をうけるなどしっかり気をつけてあげればよかったと思いました。
    お写真を拝見する限り、とても幸せそうに眠っているのできっと天国へ旅立ったんだと思います。それも生前に先生がたくさん可愛がってあげたおかげだと思いますよ。

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  2. 会長(香澄)2011年7月7日 6:12

    命の大切さ、そして限りある命だからこそ、今日の一日、この瞬間を大切にして暮らしていくことが何よりも尊いことなんだななんて、教えられました。

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  3. 心からお悔やみ申し上げます。
    こんなに突然にお別れって訪れるんですね。前日までは元気だったのに・・・。命のはかなさを感じました。
    先生は日々たくさんの方の命を救っておられる、かたやひっそりと去っていく命もある・・・。
    けれどもこのわんちゃんは、苦しまずに皆から愛されて、山ガールさんもおっしゃるように、幸せに去っていったと思います。
    短い人生、私も周りの人々を幸せにできるよう、人生を全うしたいと感じました。

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  4. 会長(香澄)2011年7月8日 21:39

    もう一つ教えてもらったことがありました、それは何が自分にとって幸せな瞬間であるかということです。散歩を繰り返してしていて、その一瞬の横顔がいつも美しく輝いていました。明日のことは誰にもわかりません。だからこそ今この瞬間が一番幸せと思える毎日を過ごすことが大切ということです。私はこれからもますますこの生き方を貫いていきます。アトムさんもよろしくお願いします。

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