2010年11月18日木曜日

急いで往診を頼まれました

11月15日は曇り空で重い空気が垂れこめて、今にも雨が降り出しそうな日でした。めずらしく何もないお昼休みなので、たまにはゆっくり体を休めようかなと思っていました。お近くにお住まいの高齢のFさんのお嬢さんから連絡がありました。『母が何となく元気がなくなって、食欲が落ちて何も食べてくれないの…。』そこで今日は往診に行くことになりました。診察にうかがうと、意識はやや低下して血圧や血液中の酸素濃度も低下、これはおそらくは誤嚥と言って食べ物を吐いてそれが気管から肺に入り肺炎を起こしているのだなと思いました。発熱はこの時は下がっていましたが、お年寄りが何となく元気がない時には、注意しなければいけないのは肺炎を起こしていることが多いのです。 すぐに病院に連絡をとってみました。そうしましたら済生会習志野病院の副院長K先生がすぐに送って下さいとのご返事でした。救急車を呼び搬送してもらいました。幸いなことにその後の経過は順調で、回復に向かっています。このように病院と開業のかかりつけ医との連係プレーは患者さんにとってとても助かるプレーです。習志野市医師会に加入している医師は常日頃から顔の見える連携を身につけています。皆様も何かありましたら、かかりつけの先生にご連絡ください。
(会長)

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