2010年11月23日火曜日

アマチュア無線技士試験

 
70年周期におこると言われています大震災は、関東大震災から90年が経過しており、明日にも習志野市で大地震が起こるかもしれません。その時には通信網は途絶して大事な連絡も携帯電話ではできなくなります。医師会ではその時に備えて、できるだけ多くの会員にアマチュア無線を取ってもらい、無線での連絡網を準備するようにしています。11月21日(日)は早起きをして中央区の晴海まで無線の試験を受けに行きました。東京湾がすぐ近くに迫る川はゆったりと流れて、遠く新橋のビルや東京タワーものぞみ、試験前の緊張感もほぐれてリラックスした気分になりました。 会場ではおよそ80名くらい、女性は5名ほどでしたが、小学生も5名くらいいて私の年齢の方は10名、残りは20代~30代の屈強な若者・マニアックな細身の青年たちでした。試験は1時間で無線工学12問、法規12問を解きます。私にとって試験は介護認定審査員の資格試験から実に10年ぶりとなり、改めて記憶力が低下しているのを知りました。2日間ほど集中して勉強して、今日は朝4時に起きて1夜漬けならぬ『当日漬け』で詰め込み、試験に臨んだ甲斐がありまして、すらすらと解けました。試験が終わると廊下で皆一様に回答合わせをしていました。この子は小学校5年生で、試験前はあまり自身がないと言っていました。一生懸命回答合わせをしている姿に、神様も味方してくれたのでしょう、合格しました。発表はこのように張り紙で掲示しています。
皆緊張の一瞬、覗きこみニコッと笑う人、友人と握手をする人、うなだれてさらに受験料を支払い午後からあるもう1回の試験にトライに向かう人悲喜こもごもでした。私も幸い合格しました。来年1月には講習会形式で多くの医師会の方にも免許を取得してもらいます。その次には無線局を開設して、いざという時のトレーニングを開始します。アマチュア無線のベテランで市内にお住まいの方、今後何かとご指導いただければ助かります。自分たちの郷土を自分たちで守る、これが習志野市医師会の考えです。(会長)














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